2019年度大会シンポジウム「移住労働者と労働世界の構造変化」に向けて、
9月7日(土)、プレシンポジウムを開催します。
シンポジウムに向けて各登壇者が報告内容のアイデアを披露し、
本大会に向けて意見交換する気軽な場です。会員の皆様のご参加をお待ちします。
日時:2019年9月7日(土)午後3時30分~(2時間程度を予定)
場所:専修大学 神田校舎 1号館4階 ゼミ43教室
https://www.senshu-u.ac.jp/about/campus/
*事前申し込み不要
*プレシンポ後は懇親会もあります。
テーマ「移住労働者と労働世界の構造変化」
外国人労働者受入れ拡大を目的とする改正入管法(出入国管理および難民認定法)に基づき、2019年4月から就労を目的とする新たな在留資格「特定技能」が始動した。建設・農業、介護など「人手不足が深刻」とされる14分野で、一定の技能等を備え、政府がいうところの「即戦力」となる外国人労働者がその対象となる。今後5年間で約34万人を上限に「特定技能」での外国人労働者の受け入れが進む。改正入管法は単純労働者は受け入れないとした「90年体制」からの転換となるのか。それとも経済的社会的要請をなし崩し的に受け止めてきた矛盾の増幅となるのか。制度・産業構造・再生産体制・運動などの諸側面から、移住・定住労働者と日本社会の現段階を以下の報告者とともに考えたい。
・報告者(敬称略)
①惠羅さとみ (成蹊大学) 建設業
②高畑幸 (静岡県立大学) 介護・移住女性
③宮入隆 (北海学園大学) 農業
*都合により欠席のため報告要旨を紹介
④坂本啓太(全統一労働組合書記次長) 現場報告